お看取りについてのブログ

ご家族様の心に残るお見送り

vol.11  Y様/女性(93歳)
明け方のご逝去 T病院の看護師長から、Y様のご逝去のお知らせがありました。4時の巡回の時には寝息をたてて眠っていましたが、朝5時に呼吸が停止し、ご家族に見守られながら旅立たれたそうです。T医師からは「娘様は2ヶ月間よく頑張ってくださいました

改めて頂いた課題

vol.10  S様/男性(70歳)
最期の場所にご自宅を希望されながらも、最終的に病院へ ご本人様は伝統継承者である漆職人の方でした。 状態変化がある中、酸素吸引されながらも「自宅で仕事を続けることは、生きている意味があること」と日中はお傍でお弟子様に見守られながら、大切な時

お孫様のたくさんの気持ちに包まれて

vol.9  N様/女性(72歳)
夕刻のメロディーが流れる中で穏やかに永眠 N様はご家族に見守られ穏やかに在宅にて永眠されました。最期の一息は、5月の夕刻千代田区の17時のメロディーが流れる音と同時にでした。 その日は介護士が朝に訪問をして、主治医も往診、17時には私やS看

親父らしい最期

vol.8  M様/男性(71歳)
最期まで自分らしく生きたい「素晴らしい人生」 ご本人様は、喫煙やテレビを観る事など自由に過ごしたいお気持ちがあり、病院からご自宅へ帰ってこられていました。喫煙されていると在宅酸素は使えませんが、最期まで自分らしく生きたいとのご希望を強く持っ

納得できる最期を目指して

vol.7  T様/女性(82歳)
癌の急な進行に戸惑いながら対応されるご家族様 卵巣がん末期のT様のお話です。腹水が著明で帰宅するため、早々に末期の診断をいただきました。突然の急変の可能性も考えて、往診医を併診するようサービスを整えていた最中の出来事でした。ご主人様は、今年